2026.04.19
CALIBER
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【完全自律型EA】CALIBER HYDRA の設定方法と使い方マニュアル
【完全自律型EA】CALIBER HYDRA の設定方法と使い方マニュアル
6通貨ペア × 自動モード判定。相場環境に合わせて自ら最適なロジックを選択する、次世代の完全自律型EA「CALIBER HYDRA(キャリバー・ハイドラ)」の設定方法と運用ガイドです。
はじめに:HYDRA(ハイドラ)とは?
これまでのEA運用では、「今の相場はレンジか?トレンドか?」を人間が判断し、それに合わせてツールを切り替える必要がありました。しかし、HYDRAは違います。
毎週月曜日の朝、HYDRA自身が過去1週間の相場データを自動で分析。対象となる6つの通貨ペアそれぞれに対して、現在の相場環境に最も適した「モード」を自ら選択し、1週間のトレード戦略を決定します。
つまり、6つのチャートにEAを載せるだけ。あとはHYDRAが自分で考えて、自分で攻めてくれます。
▲ HYDRAの週間ワークフロー。月曜朝に自動分析→モード判定→通知まですべて自動。
ファイル名のバージョン番号について
お渡しするファイル名は CALIBER_HYDRA_v○○.ex4 のように、「v」の後にバージョン番号が付いています(例:CALIBER_HYDRA_v2.0.ex4)。
この番号は改良のたびに更新されるため、お手元のファイルが本記事の画像と異なるバージョン番号になっている場合があります。基本的な設定手順や使い方は同じですので、お手元のファイルの番号が最新版と思っていただいて問題ありません。
ナビゲーターウィンドウにも複数のバージョンが表示される場合がありますが、常に一番新しい番号のファイルを使用してください。
1. MT4の事前準備(必須設定)
HYDRAは口座認証システムおよびスマホへの通知機能を使用します。まずはMT4側で2つの設定を行ってください。
1-1. Webリクエストの許可(必須)
口座認証を行うために、MT4から認証サーバーへの通信を許可します。この設定をしないとHYDRAが起動できません。
- MT4上部のメニューバーから 「ツール」 > 「オプション」 をクリックします。
- 「エキスパートアドバイザ」 タブを開きます。
- 「自動売買を許可する」 にチェックを入れます。
- 「WebRequestを許可するURLリスト」 にチェックを入れます。
- リストの入力欄をダブルクリックし、以下のURLを追加して「OK」をクリックします。
https://script.google.com
1-2. プッシュ通知の設定(推奨)
HYDRAからの各種通知(エントリー接近・約定・決済・週次サマリー)をスマホで受け取るための設定です。設定しなくてもEA自体は動きますが、運用状況をリアルタイムで把握するために強く推奨します。
- スマートフォンに「MetaTrader 4」アプリをインストールし、アプリの設定画面から 「MetaQuotes ID」 を確認します。
- PC版MT4の 「ツール」 > 「オプション」 > 「通知機能」 タブを開きます。
- 「プッシュ通知機能を有効にする」 にチェックを入れます。
- 先ほど確認した「MetaQuotes ID」を入力し、「テスト」 ボタンを押してスマホに通知が届くか確認します。
- 「OK」をクリックして閉じます。
2. EAの設置とチャート準備
2-1. EAファイルの配置
- MT4の 「ファイル」 > 「データフォルダを開く」 をクリックします。
- 開いたフォルダ内の 「MQL4」 > 「Experts」 フォルダを開きます。
- お渡しした
CALIBER_HYDRA_v○○.ex4 ファイルをこのフォルダ内にコピーします。
- MT4に戻り、ナビゲーターウィンドウの「エキスパートアドバイザ」の上で右クリックし、「更新」 を選択します。
- ナビゲーターに「CALIBER_HYDRA_v○○」が表示されれば配置成功です。
2-2. 6つのチャートを開く
HYDRAは以下の 6通貨ペア での稼働を前提として設計されています。MT4の「気配値表示」ウィンドウから、それぞれのチャートを開いてください。
| 通貨ペア |
特徴 |
| GBPJPY(ポンド円) |
ボラが高くトレンドが出やすい |
| EURJPY(ユーロ円) |
方向性が出やすく安定感あり |
| AUDJPY(豪ドル円) |
資源国通貨で独自の動き |
| EURGBP(ユーロポンド) |
レンジ系で安定。ドルが絡まない |
| GBPUSD(ポンドドル) |
ボラとトレンドのバランスが良い |
| EURUSD(ユーロドル) |
スプレッド最狭。堅実な動き |
【重要】すべてのチャートの時間足を「H1(1時間足)」に設定してください。HYDRAは1時間足専用のEAです。他の時間足では正しく動作しません。
3. EAをチャートに適用する
6つのチャートが開けたら、それぞれのチャートにHYDRAを適用していきます。
3-1. ドラッグ&ドロップで適用
- ナビゲーターウィンドウの「エキスパートアドバイザ」から 「CALIBER_HYDRA_v○○」 を見つけます。
- それをチャート上に ドラッグ&ドロップ します。
- 設定画面が表示されます。
3-2. 「全般」タブの確認
設定画面の 「全般」 タブを開き、以下にチェックが入っていることを確認してください。
- 「自動売買を許可する」 にチェック
- 「DLLの使用を許可する」 にチェック(認証通信に必要)
3-3. 「パラメーターの入力」タブ
基本的にはデフォルト設定のまま「OK」を押すだけでOKです。HYDRAは自動モード判定・自動ロット計算がデフォルトでONになっているため、特別な設定変更は不要です。
この操作を 6つのチャートすべてに対して繰り返してください。
▲ 6つのチャートにHYDRAを適用した直後の様子。ナビゲーターでEAを選択し、各チャートにドラッグ&ドロップします。
4. パラメータ設定の詳細(上級者向け)
デフォルトのままで問題なく稼働しますが、各パラメータの意味を理解しておきたい方のために解説します。
▲ HYDRAのリスク管理の仕組み。ロット自動計算・トレーリングストップ・通知システムの3本柱。
4-1. 自動モード判定
| パラメータ名 |
デフォルト値 |
説明 |
自動モード判定ON/OFF |
true |
true(自動判定)のままにしてください。毎週月曜日に過去1週間のデータを分析し、各通貨ペアに最適なモードを自動で設定します。 |
4-2. 自動ロット計算(資金管理)
HYDRAは毎回のエントリー時に、口座残高と損切り幅(pips)から「リスク率」に収まる最適なロット数を瞬時に計算します。
| パラメータ名 |
デフォルト値 |
説明 |
自動ロットON/OFF |
true |
自動ロット計算のON/OFF。基本はtrue推奨。 |
リスク率 (%) |
2.0 |
1回のトレードで許容する損失額の割合(残高に対する%)。6ペア同時稼働によるリスク分散を考慮し、2.0%を推奨値としています。 |
固定ロット(auto_lot=false時) |
0.01 |
自動ロットをfalseにした場合に使用される固定ロット数。 |
最大ロット |
1.0 |
自動ロット計算時の上限ロット数。安全装置として機能します。 |
4-3. 通知設定
| パラメータ名 |
デフォルト値 |
説明 |
エントリー通知ON/OFF |
true |
エントリー時および決済時にスマホへ通知を送ります。 |
エントリー接近通知ON/OFF |
true |
価格がエントリーポイントに接近した際に通知を送ります。同一ペアでの接近通知は4時間に1回に制限されています。 |
接近通知距離 (pips) |
5.0 |
エントリーポイントまで残り何pipsになったら接近通知を送るかの設定。 |
4-4. その他の設定(変更不要)
以下の項目はロジックの根幹に関わるため、基本的には変更しないでください。
| カテゴリ |
内容 |
| マジックナンバー |
EAが自身の注文を識別するための番号。他のEAと併用する場合のみ変更。 |
| SMA・BB設定 |
トレンド判定やエントリー基準となるインジケーターの期間・偏差。 |
| TP/SL設定 |
各モードにおける利確・損切りのポイント数。 |
| トレーリングストップ |
含み益が乗った際に損切りラインを自動で引き上げる機能。 |
| エントリー時間設定 |
日本時間の月曜9時〜金曜20時までエントリー。 |
5. HYDRAの4つのトレードモード
HYDRAの最大の特徴は、相場環境に合わせて 4つのモードを毎週自動で切り替える ことです。ユーザーが相場を見てモードを選ぶ必要はありません。
▲ 4つのモードの概要。相場の状態に応じて最適なロジックが自動選択されます。
モード0:停止
ボラティリティが異常に高い危険な相場(過去4週間の平均ATRの2倍以上)を検出した場合、資金を守るためにエントリーを自動停止します。無理にトレードせず、嵐が過ぎるのを待つモードです。
モード1:レンジ
ボラティリティが低く、価格が一定の範囲内で上下している相場向けのモードです。ボリンジャーバンド(BB)の上限タッチでSELL、下限タッチでBUYという逆張り戦略で、レンジの端から端までの値幅を狙います。
モード2:ボラレンジ
ボラティリティはあるが明確なトレンドが出ていない相場向けのモードです。SMA(移動平均線)で大きな流れの方向を判定し、トレンド方向のみにBBタッチで押し目買い・戻り売りを狙います。逆方向のエントリーは行いません。
モード3:トレンド
明確なトレンドが発生している相場向けのモードです。価格がSMA14にタッチ(接近)したタイミングで、トレンド方向に沿った押し目買い・戻り売りを行います。利大損小の設計で、トレーリングストップにより利益を伸ばします。
モード別のTP/SL設定
| モード |
利確(TP) |
損切り(SL) |
トレーリング |
| モード1(レンジ) |
15 pips |
20 pips |
OFF |
| モード2(ボラレンジ) |
25 pips |
10 pips |
ON |
| モード3(トレンド) |
40 pips |
15 pips |
ON |
6. 稼働確認のポイント
すべてのチャートにHYDRAを適用したら、正しく稼働しているか確認しましょう。
6-1. ニコちゃんマークの確認
各チャートの右上にニコちゃんマーク(スマイル)が表示されていれば、自動売買が正常にオンになっています。
▲ 正常に稼働している状態。各チャートの右上にニコちゃんマーク(笑顔)が表示され、左上に情報パネル(モード名・SMA値・エントリー予測など)が表示されています。
もしニコちゃんマークが「しかめっ面」になっている場合は、MT4上部の 「自動売買」ボタン をクリックしてオンにしてください。
6-2. 情報パネルの確認
チャート左上に表示される情報パネルで、以下の項目を確認できます。
- 現在のモード(レンジ/ボラレンジ/トレンド/停止)と判定方式(自動/手動)
- SMA14の値と現在の状態(BUY ZONE / SELL ZONE)
- 次のエントリー予測(「BUY待ち:SMAタッチまで○○pips」など)
- ATR値、TP/SL設定、自動ロット計算結果
- 現在のポジション数と含み損益
※土日など相場が停止している間は、ティック(価格更新)が来ないため情報パネルが表示されない場合があります。月曜日の相場オープン後に自動で表示されますので、ご安心ください。
6-3. 月曜朝の「今週の作戦」通知
月曜日の相場オープン後、HYDRAが各通貨ペアのモードを自動判定し、全ペアの判定が揃うとスマホに 「今週の作戦」 通知が届きます。
通知には以下の情報が含まれます。
- 攻めるペア(トレンドモードの通貨ペアとその方向)
- 様子見ペア(レンジ/ボラレンジモードの通貨ペア)
- 停止ペア(異常ボラティリティで停止中の通貨ペア)
- 現在の口座残高
7. HYDRAから届く通知の種類
HYDRAは稼働中、以下の5種類の通知をスマホに送信します。MT4を開かなくても、スマホだけで運用状況を完全に把握できるように設計されています。
| 通知の種類 |
タイミング |
内容 |
| 起動通知 |
EA起動時 |
通貨ペア・モード・判定方式を通知 |
| 週次まとめ通知 |
毎週月曜(全ペア判定完了後) |
6ペア全体の作戦(攻め/様子見/停止)と残高 |
| エントリー接近通知 |
エントリーポイントまで残り数pips |
「GBPJPY BUY準備中 あと3.5pips」など |
| エントリー約定通知 |
ポジション取得時 |
約定価格・ロット・利確/損切りライン |
| 決済通知 |
ポジション決済時 |
利確/損切りの結果・pips・金額・残高 |
8. 推奨環境
| 項目 |
推奨 |
| 最低証拠金 |
10万円 |
| 推奨証拠金 |
15万円〜 |
| 口座タイプ |
XM KIWAMI極口座(スプレッドが狭く、手数料なし、スワップフリー) |
| レバレッジ |
500倍以上(1,000倍推奨) |
| 時間足 |
H1(1時間足)固定 |
| 稼働環境 |
VPS(24時間稼働)推奨。PCでも可。 |
9. よくある質問
Q. 土日に設定しても大丈夫?
はい、大丈夫です。土日は相場が停止しているためチャート左上の情報パネルが表示されませんが、EAの適用自体は正常に完了しています。月曜日の相場オープンと同時に自動で稼働を開始します。
Q. 6ペア全部じゃなくて、一部だけでも使える?
はい、使えます。ただし、HYDRAは6ペアの分散効果を前提に設計されているため、ペア数が少ないとリスクが偏る可能性があります。特別な理由がなければ6ペアすべてでの稼働を推奨します。
Q. 他のEAと同じ口座で併用できる?
はい、可能です。ただし、マジックナンバーが被らないように注意してください。HYDRAのデフォルトのマジックナンバーは 20260500 です。
Q. パラメータは毎週変える必要がある?
いいえ、不要です。HYDRAは毎週月曜日に自動でモード判定を行うため、一度設定したら基本的に触る必要はありません。
Q. 「認証エラー」が出た場合は?
MT4の「ツール」>「オプション」>「エキスパートアドバイザ」タブで、https://script.google.com がWebRequest許可URLリストに追加されているか確認してください。追加されていない場合は追加して、EAを再起動してください。
運用上のご注意と免責事項
私自身もこの設定で運用していますが、将来の利益を保証するものではありません。
相場には絶対がありません。投資判断は必ずご自身の責任で行っていただき、無理のない余剰資金での運用をお願いいたします。また、重要な経済指標の発表前などは、ご自身の判断でEAを一時停止するなどのリスク管理も大切です。
設定や運用でわからないことがあれば、お気軽に公式LINEまでご連絡ください。